ネット専用電子マネー

2010年9月12日

ウェブ・マネー

ウェブ・マネーはプリペイド型の電子マネーである。16桁の番号(数字)にのみ通貨価値を持たせる方式(当初。後にプリペイド番号が不要な仕組みも追加された)を採っており、磁気カードやICカードのような複雑な記録媒体や特別なハードウェアを必要としない[1]。またこのようなシンプルなシステムから個人情報の登録・入力が不要であり、利用者の匿名性が高く情報漏洩などのリスクが小さい。 ネット専用電子マネーは当初からオンライン上での電子商取引の活発化を見越して開発された。主にネット上の通販サイトやデジタルコンテンツサイトで導入されている。オンライン上での決済に特化しており、コンビニエンスストアや小売店などの実店舗での決済は想定されていない。

購入方法

購入については主として2種類に分けられる。1つは、実店舗で現金により購入する方法である。販売は、多くのコンビニエンスストアチェーンや、他にはPCショップ、ゲームショップ、ネットカフェが取り扱う。 店舗で購入する場合、一部のコンビニエンスストアに設置されているネットワーク端末から購入手続きを行い、レジで現金を支払ってプリペイド番号を受け取る方法と、直接レジカウンターで購入する方法がある。前者ではシート型、後者ではカード型のウェブマネーが購入できる(サークルKサンクスではカード式からシート式のネットプリカに変わった)。シート型は発行時に番号が付与されるが、カード型は予め印刷された番号がマスクされた状態で店舗に納品されており、購入者はこれを削って番号を確認する。なお、1つのプリペイド番号に登録できる最大額は10,000ポイント(10,000円相当)である。 利用者は物品・サービスの支払い時に、入手したプリペイド番号を入力して支払いを完了する。但し、この方法では端数が発生した際の残高管理などが大変であり、利用者の不満となっていた。 当初はこのプリペイド番号を購入する方法(同社は現在「プリペイド番号型」と呼称)だけであったが、インターネット上からオンライン購入する方法も提供された。これは「ウォレット型」と呼ばれ、後述のウェブマネーウォレットを開設して購入する。この場合は、クレジットカードまたはネットバンク口座によるほか、手続きはオンラインで済ませ、実際の支払いは実店舗(現在はセブン-イレブンのみ)で現金支払いする方法がある。利用者は決済時に、ウォレットの残高から支払いを行う操作を行う。

その他の入手方法

購入によらない入手方法としては次のようなものがあげられる。 ウェブマネー社は、二者間のポイントをやりとりする方法として、2種類を提供している。一つはインターネット上で、映像や音楽などを提供している人とその利用者を繋ぐぷちカンパ。双方にウォレット口座の開設が必要となるが、応援を受けたい側は自身のウェブページに「ぷちカンパボタン」を設置すれば、応援したい側はこれをクリックすることで双方とも個人情報を知らせることなくポイントのやりとりができる(支払い側に5%分の手数料が必要)。 もう一つは、速フリ(そくふり)で、他のウォレット口座に対して自身のウォレット口座からポイントを送ることができるサービスである。また相手がウォレット口座を持ってなければ、プリペイド番号を振り出すことも可能である(いずれも、支払い側に5%分の手数料が必要)。 他に同社が提供するものとしては、ウォレットに付帯するサービス「ウェブマネーポイントパーク」のウェブサイトや電子メールに掲載されたリンクから、ネットショッピングや資料請求、会員登録、サイト閲覧などを行うと、その対価として入手することも可能である。 過去にはリアルなイベントでカードが配布されたことがある。ウェブマネー自体がサービスの告知として行ったものや、ウェブマネーを支払い手段として利用するオンラインゲーム会社やコンテンツ提供会社などが配布元である。 また、ウェブマネーを交換商品とする、インターネット上の幾つかのポイントサイトやポイント交換サービスが増えてきた。2009年9月には、パソコン上で動画広告を見るとウェブマネーにも交換可能なサービスマナを株式会社エイディアか開始させている。 一部のサービスでは、交換商品としてウェブマネーを発行するものの、自社商品の支払い(交換)にしか使えないものがある。例えば、So-netで交換したウェブマネーは、同社のウェブマネー対応コンテンツやmora/mora winの支払いにしか使えない。

ウェブマネーウォレット

当初はプリペイド番号の書かれたカードやシートの物理的な存在もあり、また、プリペイド番号ごとの残高はサイトにて確認できるとは言え、使い切れなかった端数のプリペイド番号を一元的に扱うのは困難であった。こうした状況を改善する目的で始められたのが、ウェブマネーウォレットである。これは、ウェブマネーのポイントを貯めておくことができるサービスであり、種別としてウェブマネーウォレット+(プラス)と、ウェブマネーウォレットがある。無料で利用可能であり、一部機能を除いては個人情報の登録も不要である。 ウォレットへのチャージは、プリペイド番号を登録する(端数残高はもちろん、未使用も当然可能)ほか、前述のようにネットバンクやクレジットカードによって直接購入可能である。1年間の利用履歴も保存されるなど、プリペイド型よりも利便性が高い。 ウォレットのチャージ上限は50万ポイントまでであるが、後述する「速フリ」や「ぷちカンパ」の場合は上限を超えても残高は保証される。ウェブマネー加盟店舗での支払い時にウォレットからの支払いを選択することで決済が可能となる他、ウォレット未対応店舗でも、特定サイト用プリペイド番号を振り出すことで購入が可能となる。但し、ウェブマネーウォレット+にはプリペイド番号振り出し機能は無い。

その他、ネット専用電子マネー

ちょコム, BitCash, NetCash があります。

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  • ちょコム
    ちょコムは、NTTコミュニケーションズが提供するネット専用の電子マネーです。ネット上のあなた専用の貯金箱に、ちょコムをチャージして使います。貯金箱は、ちょコム会員登録(無料)で簡単に開設できます。 貯金箱へのチャージ方法には、コンビニ、銀行ATM、インターネット銀行、クレジットをご用意していますので、多彩な決済手段でネットショッピングのお支払いができます。 ちょコムは、約3,000のショップ&サービスでのお支払いに使えます。OCNなどNTT Comの料金支払いにもご利用可能です。余ったちょコムは、Amazonギフト券やEdyに交換することもできます。 ちょコムポイントプレゼントモールでは、JALマイルなどに交換できる「ちょコムポイント」がもらえるお得なプレゼントを多数実施しています。もちろんちょコムポイントは電子マネーちょコムに交換も可能で、ショッピングに利用したり、Edyや Amazonギフト券などへの交換も可能です。 ちょコムポイントは、多数の提携先ポイントからのポイント交換も受け付けております。 ちょコムは、他のちょコム利用者に送付することができます。
  • NetCash
    NET CASHとはNTTカードソリューションが提供するプリペイド式電子決済サービスです。 個人情報の登録不要で安全!ID入力のみでインターネット決済可能だから簡単! そして、全国どこでも誰でもお好きな方法でご利用いただけるから便利!
  • BitCash
    BitCashとは、インターネット上での決済を行えるプリペイド式の電子マネーです。 ひらがな16文字のIDは、高度なセキュリティと利便性を持っており、BitCash決済フォームにひらがなをいれるだけで簡単に決済が可能です。 また、プリペイド式なのでサイト上での決済は完全に匿名で行うことができ、残高が0になるまで利用したら廃棄することも可能です。

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